しあわせは、
ごはんの時間と、
月のメの猫。
リサ・ラーソンのソルト&ペッパー!
料理にハッピーを振りかける、リサ・ラーソンのソルト&ペッパー。しあわせのフルコースには、「月のメの猫」が隠し味です!
クッキングのお供や、お食事のお供にすれば、いつでもハッピー。リサ・ラーソンの猫の作品をベースに、トンカチの人気商品ソルト&ペッパーにリデザインしました。新しく加わった仲間のことを、たくさん知って欲しいから、とっておきの秘密を教えちゃいましょう。
こんな猫たちです。
シロ
塩が入るシロ。頭の穴は1つです。
雪のように白くなめらかな毛並みが自慢。
黄色く輝く月の色の瞳を持っています。
チャロ
胡椒を運ぶチャロ。頭の穴は3つです。
クリーム色の艶やかな体に、赤みがかった月の目をしています。
秘密を教えましょう。
秘密その一
もとになったのは、こんな猫です。
リサ・ラーソンの猫の陶器が2匹のご先祖様。マヤにも似ていますね。
秘密そのニ
ここまで長かったんです!
商品を作ろうと思いついてから約5年の歳月をかけて、ついに完成しました。
秘密その三
2匹で異なる月色の目
月の色が毎日異なるのと同じように、シロとチャロの瞳の色はすこ〜し違うんですよ。
月のメの猫の物語
「月のメの猫」発売記念の特別コンテンツをお届けします。
昔むかし、トンカチ山の麓で親切なおばあさんが二匹の猫と食堂を営んでいました。
しかし、人里離れた場所に、お客さんはまったくきません。親切なおばあさんは困りはてました。
ある夜、親切なおばあさんの夢に猫天狗が現れました。
「お前さんは人に親切だから教えてやろう。スウェーデン山のリサばあさんのところに二匹の猫を連れて行くのじゃ。」と猫天狗がいいました。
親切なおばあさんは早速、二匹の猫をお供にスウェーデン山へ向いました。
その頃、スウェーデン山では、リサばあさんは何かに促されるように起き上がり土を捏ねていました。
誰かが来る予感がしていたところ、二匹の猫が飛び込んできました。
リサばあさんは「こんな不思議なキラキラした目の猫ははじめて見た」と驚いていると、二匹の猫は捏ねている土の中に飛び込み消えてしまいました。
親切なおばあさんが着いた頃には、二匹の猫とそっくりな塩入れと胡椒入れが出来上がっていました。
リサばあさんは言いました。「あなたは親切なおばあさんだから、これを持っていきなさい。次の満月の夜になったら不思議な力が出てきますよ。Hejdåじゃよ~。」
トンカチ山に戻った親切なおばあさんは以前と変わらず暮らしていました。相変わらずお客さんは誰も来ません。
そして、満月の夜がやってきました。
再びあの猫天狗が現れ、親切なおばあさんに囁きます。
「今から二匹の猫と料理を作るのじゃ!」
親切なおばあさんが目を覚ますと、塩入れと胡椒入れになった猫の瞳がたちまち月色に輝き、生き生きとし始めたではないですか。
そして料理に塩と胡椒を振りかけると、月明りでキラキラ光りいつまでもいつまでも中に舞っています。飛び上がるほど美味しい料理ができたのです。
一度食べたら病みつきになってしまう料理は、村中の噂になり、連日人がおしよせます。
やがてその評判はお殿様の耳にも入り、お殿様はたいそう気に入り、「月のメの猫のとっても親切な食堂」と名付けました。
親切なおばあさんは毎日毎日、楽しく料理をつくり、二匹の猫と幸せに、そしていつまでも親切に暮らしましたとさ。めでたしめでたし。