リサ・ラーソンの陶器、ねこのMOA。
ぴんとのびたしっぽと、きょとんとして、少しとぼけた表情が特徴のねこです。
スウェーデンのケラミックスタジオで作られました。
人気のしましま模様のモアに、新しい仲間が登場です。
日本でもおなじみの茶トラ猫。飼われている方も多いのではないでしょうか。
きつね色をベースにしましま模様がほんのり入った、優しい印象の猫です。
ある時、リサ家を訪れたトンカチのスタッフがチャーミングな未発表作品を発見しました。それがこのMOAの原型の猫でした。
リサに聞くと「このネコは、鳥を食べちゃったネコなのよ」と笑いました。
びっくりしながら、よく見ると、「トリを食べちゃったけど、何か?」という
ような表情にも見えてきて、それからずっとこのネコが気になっていました。
今回、MOAが出来上がって、改めて、そのエピソードを詳しく聞こうとしたら、「鳥を食べた話しなんてしてないよ」とリサ。
クリスマスを前に、MOAの不思議は深まるばかりなのです。
しっぽがぴんとのびて、たたずんでいる様子がたまりません。
グレーと、ブラウンと、ホワイトの3つのカラーがあります。
3つとも自然で、やさしい色合いです。
大人の女性が両手で持つと、開いた両手にすぽっとおさまります。
まるで小さいこねこを迎えるような気持ちになりますね。
しっぽから、背中とお尻にかけてのラインがとってもかわいい。
おもわず、なでてあげたくなります。
なにかを訴えかけるような、まっすぐなひとみ。
じっと見つめていると心が通じる気がします。